ハーレー試乗会in宇部2017~ハーレー新作インプレ・レビュー

2017年5月2日

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今日は2017年4月29日に宇部の自動車学校であったハーレー試乗会の試乗インプレ・レビューを行いたいと思います。

 

今回試乗会にあったラインナップは「ストリートグライド1745cc」「ブレイクアウト1689cc」「ローライダー1689cc」「フォーティーエイト1201cc」「アイアン883cc」「ストリート749cc」以上の6台になります。

 

普段ゼファー750・シャドウ750に乗っている私が新作ハーレーをレビューしていきたいと思います!!

 

 

インプレ・レビュー① ストリートグライド1745cc

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まず1代目のインプレ・レビューはストリートグライドです。

 

ストリートグライドはとにかくデカい!すごいパワフル!!というのが印象的です。

自動車学校内のカーブとかを倒しこみというのは緊張もありあまりできませんでした。

 

ナビに音楽関連が設置してあり、左手のウィンカーあたりで音量調整もできました。

 

でかい風防がフロントにあるので、風を体に受けることはなくとても快適、高速はすごく楽そうです。

 

走った感じはとにかくすごいです。自動車学校内で言えば2速ですべて事足りるようなパワー。

 

50kmくらいでも2速余裕。3速に途中であげてみたけど、本当に必要ない。

50km~60kmくらいなら2速で余裕という感じでした。

 

総評

総評としてはとにかくめっちゃパワフルです!

高速を使ったロングツーリングにはストリートグライドが超最適なバイクだと思います。

 

 

インプレ・レビュー② ブレイクアウト1689cc

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続いて今度はソフテイルタイプのブレイクアウトです。

 

ブレイクアウトはバランサーがついていることもありアイドリング振動はほぼなしでした。

ハーレー独特の強い振動が苦手な人はソフテイルのバランサー付きがいいように思います。

 

乗ってみた感じではやっぱり1689ccもあることからパワフルです。フォーティーエイトよりもパワフルでだいぶ余裕があります。

 

ただローライダーと比べると鼓動やパワー感は少し弱いなという印象がありました。

 

ブレイクアウトで一番感じたのはハンドリングです。

 

ソフテイルとは思えないハンドリングで前に手を出してかつ横に長いハンドルです。

 

ゆったり乗るという感じよりルックス重視の印象を受けました。
(手が短い私からしたら手を伸ばして乗るのがすこししんどかったです。)

 

正直なところを言うとちょっと乗りにくい。カーブの時も倒れそうな感じで曲がるイメージでした。

 

パワーのことを言うと、直線40kmを2速でもいけるけど3速だとなお余裕があっていいというような感じ。

4速は40~50kmではまったくいらないという感じでした。

 

総評

総評としては排気量が1689ccもあることからパワーはすごいです。

乗り心地としては従来のソフテイルよりも乗りにくいというのが印象的です。

ゆったり乗るソフテイルというよりかはかっこよさを追求したソフテイルという風に私は思いました。

 

 

インプレ・レビュー③ ローライダー1689cc

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続いて今度はダイナのローライダーモデルです。

 

ローライダーは何と言ってもパワフルであふれる鼓動というのが特徴的でした。

 

アイドリング振動もパワーが満ち溢れんばかりのものを感じます。

ただ走り出すと振動自体はあまり気にならなくなります。

 

パワー自体はもてあます感のトルクがバッチリあります。自動車学校内を2速で十分周回できるけど、3速にするとなお余裕で走りやすいと言った感じです。

 

40~50km圏内のスピードにはまず4速はいらない。3速で充分。2速でもそこまでせかされる感じはないという感じでした。

 

走り以外で気になった点はブレーキです。この車重に対してのブレーキのかかりとしては弱い気がします。スピードが出ていた時はおそらく止まらないので、注意が必要だと思いました。

 

総評

総評としてはとにかくパワフルというのが印象的でした。

今回試乗した6台のなかでは一番ローライダーが乗りやすかったです。

 

 

インプレ・レビュー④ フォーティーエイト1201cc

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つづいてスポーツスタータイプのフォーティーエイトです。

 

フォーティーエイトはエボエンジンということもありアイドリング振動はけっこう大きく感じました。ローライダーよりもアイドリングの振動は大きいです。

 

乗っていて気になったのは姿勢です。私みたいに腕が長くない人にとっては腕を前にだして乗る感じになり、長距離だと疲れそうなポジションです。

 

シートについては薄めですが、思ったよりクッション性能はあるので多少距離があっても大丈夫かなと思いました。ただソフテイルなどの分厚いシートよりは早くお尻は痛くなりそうです。

 

パワーについては直線40kmのところで普通に3速巡航してもいいような感じでした。

余裕がないこともないけれど、ブレイクアウトやローライダーと比べると3速の状態だとちょっとせかされて次のギアにあげたいという感じはありました。

 

総評

総評としてはパワーはあるけれど、乗り慣れてくるともうちょっと欲しいと思いそうというような感じでした。

街乗りや短距離のツーリングならよさそうですが、長距離ツーリングや余裕をもったパワーで走るとなるとちょっと物足りないかもしれません。

 

 

インプレ・レビュー⑤ アイアン883cc

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つついでスポーツスタータイプのアイアンです。

 

アイアンもフォーティーエイト同様のエボエンジンなのでアイドリングの振動は多めです。

乗車姿勢についてはフォーティーエイトほど手を前に出して乗る感じでもないので、乗りやすかったです。

 

ただ乗りやすさがある反面パワー感で言うとフォーティーエイトよりはパワーが弱いです。

 

50kmくらいでも余裕を持った走りにするなら4速にした方がいい感じ。3速だとせかされている感じがありました。

 

総評

総評としてはハーレーでコンパクトで乗りやすさを求めるのならアイアンがいいように思いました。

ちょっと排気量としては少なめになるのでドッカンパワーはないですが、4速・5速まであげて走れば普通にゆったりと鼓動を感じながら走れるというような感じです。

 

 

インプレ・レビュー⑥ ストリート749cc

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※ストリートだけバイクの写真がうまく取れていなかったので、順番待ちの時の座席を載せておきます・・・。

 

最後に水冷エンジンのストリートになります。

 

ソフテイルと同様にアイドリング振動はほとんど感じられません。

 

また走っていて鼓動がほぼ感じられません。国産アメリカンのノーマルと同じような感じでした。

 

走りについてはすごくスムーズでエンジンが駆け上がっていきます。スムーズなトルクでスーッと走っていくような感じでした。

 

ハーレー独特の鼓動があるVツインという感じがないので、まったく別物のバイクととらえた方がいいように思います。

 

直線40~50kmで3速だと少しせかされる感じがあるので4速にあげたいなという気持ちになります。

ステップの位置が低いのでコーナーで少しする感じがありました。

 

総評

総評としてはストリートはハーレーらしさを感じないアメリカンバイクです。

国産アメリカンのようなハーレーが乗りたいという人にはおすすめです。

 

 

まとめ

以上6車種についてインプレ・レビューしてきました。

どの車種にも良さがあるので、これが絶対に一番いいというのはないように思います。

 

個人的にはパワフルで乗りやすいバイクが好きなので、今回の6車種の中では私はローライダーが一番いいように思いました。

 

ただハーレーは乗ってみないと鼓動感やパワー感は分かりにくいと思うので、興味のある方は試乗会に一度行ってみるのがおすすめです。

 

こちらの記事が皆様の参考になれば幸いです。

 

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